【メンテナンス】
ガスケットの交換の際、エンジンもキャブレター側でも古くなったガスケットの再使用は一切しません。 車輌を大切にしたいからです。 又、あるメーカーのガスケットはオイル漏れを起こす等さまざまな情報がありますが、 正しい知識で最後まで組み上げれば絶対にオイル漏れはしません。 東京都内のお世話になった大型Z専門の方や旧車の専門家の方々は、プロならオイル漏れはしてはいけない、しないと言いきっています。 こういう方々を本当のプロだと私は思います。 写真左から1と2が愛車オーバーホール時の写真 自分で輸入し、登録、フレームからの塗装・レストアまで全て1人で行っています。 写真3は愛用していた事があるヘッドカバー・カムカバーのPMCガスケットで、 硬さも厚みもあって社外品の中でお勧めできる部品です。旧車はオイル漏れで悩む方も多いと思いますが、いくつか社外品を使用してきましたが個人的にPMC製は使い易く勿論オイル漏れはしませんでした。それよりも組み付け方が一番重要です。 ※組みつけの際は古いガスケットを必ず全て取り除いて、耐熱用の液体ガスケットを塗ることをお勧めしています。 ※コンパウンド等の研磨剤類は決して使用は「しない」でください。 良い悪い含めいろいろな情報がありますので、信頼できる方に相談することも大事です。 ※その他 点火系・点火システム等いろいろな話もあります。 エンジンのオーバーホールに入った時の記事。 どの塗料使うかで検討のためストップ中。焼付塗料使うなら焼付用に特大オーブン輸入するかも知れないので。どちらにせよ今の時代よくある〇〇塗装とかはやらない。今までどちらが良いかの相談された時には、「自分の目的がどれか、私みたいにオリジナル・生産時の車輌風が好きならスタンダードの塗装が良い」と説明し、そのクラシック車マニアのオーナーも納得してた様子。使い手が何を求めてるかが重要だと思う。知らずに頼むと色々な事を進められて残念な経験をした話も聞いた事があるので、やはり自分が信頼できる人に相談・任せるのが一番だと思う。 ・・・話が戻り・・・、 海外から新品BIG銅ハンマーが届いたので、塗装に入るまではクランクシャフト芯出しまで終了させる予定。HONDAのCBも好きなのでCB750K0のクランクシャフトも予定が入っています。 4/9 少し日記的な事を。 シリンダーのボーリングに出す前に色々と処理に入ってますが、ガスケットの除去は特に「時間をかけて丁寧に、リムーバーや研磨剤、削ったりは絶対にしない。面を削るな、楽をしてはいけない」という言葉を東京の大型Zチューニングのオーナーに言われた事を懐かしく思い出した。私はガスケット除去で相当時間かけます。 エンジンが完了したら電装系を新品にし、考えていたウオタニかダイナにするか。両方とも性能や実績もある。ここは色々な話があるけど、あれは壊れるとかあるらしいが正直それに合った選択をすれば恐くない所なので。ちゃんと調べて正しいデータを取ってる人に相談し選択された方が良い所。因みに知らない方がいると思うので、ダイナ購入者には関わりのあるダイナの正規代理店であるPMCから一年保証も付きます。もし全く初めてでダイナ購入を考えている方は相談にものります。この選択はできれば・・・等色々とあるので。社外コイルの中には純正の点火方式にIGコイルだけ交換は適合しない例も。 クランクシャフトは別車種のCB750K0から取り外し。大きい所で0.2mmもの振れ。このクランクやってるとメインで進めてるリッターZのエンジンが進まないからCBクランクは後回し。そもそもカワサキZ1系のクランクシャフトと作りが違うので直し方も別の方法で・・・ ・・・・ (少しだけ経過を) 精密な計測に関しては全てミツトヨの1/1000の計測器を使用しています。担当してくれた人もかなり人の良い人で話せる人ですし個人的に好きなメーカーです。何かあれば直ぐに対応して頂ける、そういう方々からパーツもですがお取り扱いしています。 ・・・・ 現在はZのエンジンは降ろす寸前&塗装前に、先にバルブのシートカットを済ませるため良く見ると、シート辺り面が端付近まで広がっていてあまりカットできない。カーボンもかなり付いている状態で動かしていたので辺り面も一周にかけて相当なでこぼこ・・・。まず今回のオーバーホールの分はいけるけど次辺り・・その次はどうだろう。シートカットも行っているので加工業者に送らず0.1mm単位で調整もできなくはない。この今回の企画は仕事依頼ではないので時間をかけてでも1/10の微調整はできる。 シリンダーのボーリングだけは井上ボーリングの井上さんにご相談し5/21頃に加工完了。この時に疑問に思ってたネットで発見した間違ってるだろうクリアランスを説明してる業者の記事を拝見したので井上さんにご相談してみたら、やはり危険なクリアランスとの事を改めて納得できた。やはり人それぞれ考えを強く持つ2輪の世界なので、本当に知識ある方にご相談が一番だと思う。この件はその業者が薄いメリットを見すぎているのかクリアランスのデメリットの大きさに気づいていないと思った。 ・・・「エンジンOH続き」塗装もしないといけないし、仕上がるのは6月に入るだろう。因みにこの車輌は当看板車輌でもありますので、ホームページのトップ画像に使うかもしれません、まだ分かりませんが・・・ ・・・・・ 検討中のコイルの件、検討の結果・・・ ウオタニSPIIフルパワーキットに決定。プラグコードはウオタニのプラグコード、強化シリコンで色がグレーも良かったので一緒に選択。元々使っていた他社製シリコンコードの表面が光沢があるけど埃や汚れが物凄く付くし拭いたり触ると指紋や汚れが重なるのでプラグコードを探していた。 因みにこのSPIIセット、同時に販売開始しました。 ◆ウオタニSPIIフルパワーキット&SPIIプラグコード2m(1mx2本)合計:78,796円
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